2020年5月21日木曜日

春日灯篭制作

今年も灯篭の制作のお仕事をいただきました。

今回は寺院の参道を照らす春日灯篭一対を製作。1月頃からお墓の制作と並行してじわじわと作り現在はここまで進んでいます。

石材は福島県産の大蔵みかげを使用。見た目だけではなく「はめ込み加工」や「ステンレス軸棒加工」などの地震対策も見えない部分に施し、価値ある灯篭に仕上げていきます。

安価な中国製の灯篭も多く流通している中で私の手加工を選んでいただき感謝です。

納期まであと半月、楽しみます。


2020年4月27日月曜日

昨年の下半期を振り返るその③

業界通信に私の仕事への思いを掲載していただきました。



昨年の下半期を振り返るその②

昨年の12月に母校の小学校に厚生労働省ものづくりマイスターとして石工の授業を行わせていただきました。

授業の内容 

①石工の仕事内容や社会人としての心得などの講話
②製作実演(モアイ制作)
③児童による石磨き体験

自然の石を自分で磨き上げることの達成感で子供達の目もキラキラと輝いていました。

「ダイヤの原石」の子供達。将来この石のように光り輝く日が楽しみです。




2020年2月29日土曜日

昨年の下半期を振り返るその①

石を削るのは得意だがパソコンは大の苦手。やっとブログをまともに書けるようになりました。

というわけで空白の昨年下半期の出来事をここで振り返ります。

昨年下半期を振り返るその①

古代丸雪見灯篭を製作し納品いたしました。

お客様の思い入れのある灯籠が風化により破損したため極力似せて製作。「思っていた以上に素晴らしい出来だね」と感謝のお言葉を頂きました。

灯籠などの彫刻品は安価な中国加工品が多く流通しているのが現状です。その中でも私の手加工を選んでいただいたということに感謝感激です。


もうすぐ春のお彼岸

かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

春のお彼岸までに納める「MADE IN 田辺石材店」のお墓の製作がすべて完了しホッと一息です。これから文字彫刻をして現場での施工となります。

例年なら3月入ってからの現場工事開始でお彼岸まで時間がなくバタバタですが、今年は雪もほとんど降らず、すでに現場工事も開始しているため少し余裕があるかな、という状況です。

今年も田辺石材店は「美しく価値ある品質を創造する」の理念を胸に刻み、皆様の想いやお気持ちにお応えいたします。

石のことならどんなことでもご相談下さい。


2019年8月22日木曜日

丸雪見灯篭製作

お客様が大切にされてきたお庭の丸雪見灯篭が風化によるくずれ激しいため作り替えるご依頼を頂きました。

今回製作するにあたり、石材は風化の心配のない地元新潟産の草水石を使用。形もお客様の思い入れのある灯籠を再現するために極力似せて製作します。

石灯籠製作は愛知県岡崎市での修行中に親方に習った仕事の一つ。私にとって思い入れのある作業であり、全て手加工で仕上げるため製作期間中は石工として腕が鳴るとても貴重な時間となりそうです。                     




2019年8月9日金曜日

天皇陛下御在位三十年記念 第30回技能グランプリ

3月1日~4日に神戸市国際展示場で開催された第30回技能グランプリ石工職種部門に新潟県代表選手として参加致しました。

技能グランプリとは、一級技能士の職人の中でもさらに技術力のあると認められた人が県の代表選手として派遣され、決められた時間内で決められた課題を製作し、出来栄えや精度を競う競技大会です。「熟練職人のオリンピック」と呼ばれ、石工競技を含め30の競技が開催されました。

序盤は緊張により体が重く練習のようにはうまく作業が進まず焦ってしまった時間帯もありましたが、徐々に自分の世界に入ることができ、何とか時間内に完成することが出来ました。
結果は全体の2位という評価を頂き、銀賞受賞致しました。しかしながら結果として総合点では上位にいけたものの、私よりはるかに綺麗に仕上げてきた方が優勝者を含め何名かいらっしゃいました。今回もまた勉強不足を痛感する大会となりましたが、自分に足りない部分も明確になりました。

この大会に挑戦するのはこれで5回目。どの競技も日本一を決めるのに相応しい課題が用意され、多分きっと歴代優勝者でさえ自分の納得のいく作品が出来たという方はいらっしゃらないのではないかと思います。職人は一生勉強ということですね。

やはり、日本の技術力は素晴らしい!

今回の収穫を糧に、これから2年後の次回大会に向けまた前進します。         田辺 聡志